GW 穴場

ゴールデンウィーク(GW)の東北地方 旅行の穴場

ゴールデンウィークの東北旅行。その魅力の特徴は、雪解けの「後の春の芽吹き」にあり、といえるでしょう。東北地方ならではの残雪の峰々が青空に映える中、ウメや桃・桜が一斉に花開き、華やかな春爛漫の時期を迎えます。春の喜びの渦中にある東北地方は、一年の中でも最も良い時期といえるかもしれません。

ゴールデンウィークの東北はお花見の時期

東北地方、それも北東北では、ゴールデンウィークに、桜の花見の時期を迎えます。

そんな東北地方、桜の名所は数多くありますが、最大級の花見の名所は『弘前城公園』です。例年の「弘前さくらまつり」は、国内旅行客の動員数にしてベスト3にランクされるほどの人気です。日本一長寿のソメイヨシノあり、風格のある枝垂れ桜ありで、夜桜鑑賞も含め、宴会目的のお客さんも多く集まります。

満開のソメイヨシノの向こうに、残雪のいわき山を眺める天守広場からの風景は、弘前ならではの絶景といえます。混雑するとはいえ、広い公園内のこと、日程と時間帯と場所の選択しだいではゆっくりと過ごすことが可能です。GWに花見が出来ること自体、旅行の穴場地域と言えなくもありません。

ゴールデンウィークに東北地方の温泉へ

東北地方は温泉が数多くあることでも有名です。特に有名な蔵王の温泉は、さすがGWともなると客が殺到するので早めの予約が必要になりますが、蔵王周辺や有名でない地域には、いわゆる「ひなびた温泉」があって、案外「穴場な温泉」であったりします。

このような温泉街の宿は規模の小さな旅館や民宿であったりするので、宿泊客の受け入れ数にも限りがあり、また、電話予約のみ(インターネットの開示無し)というところもあるので、地元の観光協会への問い合わせからアプローチするのが良いでしょう。

ゴールデンウィーク(GW)の東北の温泉へのアプローチを「湯治」という角度から考えると、穴場発掘の可能性が高まります。

おすすめは『後生掛温泉』。温泉療養に効能が高いところで、「馬で来て足駄で帰る後生掛」といわれるところです。後生掛の由来は、300年ほど昔の話、この地の男性をめぐって二人の女性が身を引き合い、「後生を掛けて源泉の谷に相次いで身を投げた」という伝説によるもの・・。

後生掛温泉には、木箱から首だけ出してあたたまる「箱蒸し風呂」、気泡が肌を美しくする「火山風呂」、全身湿布作用で美肌効果のある「泥風呂」などなど、多くの種類の温泉浴が楽しめて、まさに温泉天国といった風情です。

後生掛温泉
http://www.goshougake.com/