GW 穴場

ゴールデンウィーク(GW)に北海道旅行の穴場探し

ゴールデンウィークの北海道には、冬にお楽しみの最後を求めて全国から、多くの人が訪れます。いわゆる、『春スキー』です。GWにスキーやスノボが楽しめるところは、関東でも群馬県など、何ヶ所かありますが、北海道こそスキーヤーのメッカと言えましょう。

GW(ゴールデンウィーク)の頃、青森県あたりは桜が満開ですが、北海道では、道南の松前や函館付近で、ようやく開花する頃であり北海道の多くは未だ冬からさめやらぬ状態ともいえます。

春スキー(スノボ)の北海道は上・中級者の穴場

北海道のスキー場の雪質(ゆきしつ)は非常に良いと言われますが、春先ともなると、さすがに雪質はシャーベット状になってしまい、ところによってはアイスバーンの所も・・。こうなると、ゲレンデの状況もどちらかと言えば、中上級者向けであって、初心者のスキーの練習には向いていません。

したがって、北海道に春スキーを楽しみに来る人たちは皆、腕に覚えのある人が中心ということになります。

GWの北海道の登山は慎重に

残雪残るゴールデンウィークの北海道の山々とは言え、この時期、山開きをおこなうところも多く、登山も可能です。雪の間から顔をのぞかせた高山植物や、美しい雪山の景色を堪能することができます。

ただし、この時期の北海道登山では、残雪の中、アイスバーンや雪渓を歩くコースもあって、やや危険です。気温も相当に低く、防寒・耐寒の装備は必須。雪崩の危険性もあるので、初心者の登山は禁物です。登山に慣れた人でも、グループで計画を立てて行くか、登山ガイドとの同行が望ましいと言えます。

北海道でも、ゴールデンウィークともなれば、平地の地域では、春の花が咲きはじめます。札幌大通公園のライラックや大沼公園のミズバショウ。富良野のシバザクラや阿寒湖畔のエゾムラサキツツジなどが満開になり、北海道に春の訪れを告げてくれます。

また、北海道の味覚である毛ガニが、網走で解禁となり、グルメ旅行もGWのお楽しみです。

ゴールデンウィークの北海道で、スキー・スノボを目的としない。いわゆる、小さなお子さん連れや女性同士の旅行プランでは、春の花を愛でつつ、おいしいものを食べる旅にすることに的を絞った方が良いでしょう。

なお、GWの時期、本州では汗ばむことがあっても、やはり北海道は寒いので、服装には十分に留意してでかけるべきでしょう。